金峰山 7/4

金峰山、「きんぷさん」と読むみたいです。
記事を書くために調べて初めて知りました。

梅雨を言い訳に家と大学の間の移動以外で全く家から出なくなり、ついには大学にすら行かず完全に引きこもりになり、このままでは卒業すら危うい状態まで落ちたぼく。
未来など全く見えず、曇空に将来の不安を重ねて謎の幼虫のよく出る自室で「もうだめだ…」と呟いて居たところ、数週間前に後輩からまたも登山に誘われていた事を思い出す。
スカスカのスケジュールに久しぶりに入ったアウトドアの予定。
鈍った身体に3時間程度の睡眠で登山に挑んだぼくの運命は…。



小説のあらすじっぽい感じに書いてみました。ちょっと恥ずかしい…（まあでも自分以外は文章まで目を通さないだろう…）

府中あたりで待ち合わせして、ぼくと先輩２人を後輩の車に拾ってもらいます。(7:30)

そこから中央高速で特に問題なくスムーズに塩山まで行きます。

道の駅「花かげの郷まきおか」にて少し休憩。

実はこの道の駅、大学一年の頃に一度来たことが有り、ここで夕食を取りました。

その次の日豪快に落車するわけなのですが…

昔はドコに行っても大冒険だったのに、様々な移動の仕方を知り、日本の狭さを少しづつ実感してきました。そろそろ海外にも行ってみたいですね。お金も時間もあまりないのですが（言い訳）

休憩の後は、クリスタルラインを登り、大弛峠へ。

ぼくは座っているだけなのですが、運転する後輩氏にはいつもありがとうございますというかんじです…

大弛峠に到着。

 登山開始です。（9：35）

新緑？

コース自体はそこまで長くないのでみんなのんびり行きます。
ちなみに今回の登山では筋肉痛にすらなりませんでした。

小さなアップダウンを繰り返しながら進みます。

ぼくは完全に寝不足で身体が思うように動きません…ふぇぇ…

倒木の中にきのこが！

この大きな葉っぱ、なんて言うんでしょうか…

スギゴケ？がたくさん生えていました。

 しばらく歩くと、開けた岩場に出ます。

大きな岩が全て緑色。
近づいてみると…

 コケ…ですかね。

少し補給休憩を取ります。（10：50）

遠くに見える尖ったやつが目的地だとか言われて撮っておいた写真。

左側の尖ったやつですね。

さあ行くか…（どっこいしょ）

かっこいい倒木。

くろがねやま、かな？

ガスってきました。。

 というわけで到着。（11：50）
 所要時間は2時間半くらい、のんびりペースですね。

 ピークへ行くまでは岩場が暫く続くところがあり、天候が悪い日（この日みたいな）は少し危険かなと思いました。

この岩が上まで登れるそうなのですが、突風が凄かったのと、クライミングの経験の浅さから上まで行くことはできませんでした。ぼくは真ん中くらいまで行くのですらヒィヒィ言ってしまいました…

雨と霧の間みたいなのが強くなってきたので下山することに。

ですが、すこし下ると急に風が殆ど来ないところが現れたので昼食を取りました。

定番のカップ麺！膨らんでいる！

 山頂で食べるとなんでも倍くらい美味しいのは、きっと登らなければわからない美味しさなのでしょう。

あとは霧の山道をひた歩きます。

鬱系プログレって感じの雰囲気でした。

こういう余裕のある事を言いながらこんな天候の山が歩けるのはここを整備してくれた人がいるからなんだということを忘れてはならないとしみじみ思いました。

駐車場に来ると辺りは思ったより雨が強くなっていました。

登山バッジを買って、下山します（車）

やはり体調が良くなかったのか下りは盛大に酔い、MG5（マジでゲロはく5秒前）だったのですが、なんとか持ちこたえて温泉にたどり着きました。

この温泉も、以前来た時は丁度休業日で入れなかった温泉で…4年越しで入ることができるとは…（涙）

温泉ですっかり体調は元に戻り、無事に帰宅することが出来ました。

いつも連れて行ってくれる後輩氏ほんとうにありがとうございます。