2015年9月30日水曜日

なんとなく信州に行ってきた '15/9/22 (2日目)(美ヶ原)

朝5時頃起床。

家主を起こさないように支度をして出発です。(5:15頃)

松本の朝は静か。

今日ははじめての美ヶ原。

自転車をはじめてもう8年目くらいですが、いつでも行けるからとか、行こうと思ったら天気悪かったりとかで、アレほど2輪の聖地として有名な美ヶ原にずっと行けないでいました。 時は満ちたというやつです。


コンビニでコンビニエントな食事をして、早速ヒルクライム開始。(5:30頃)

普通にキモチワルイ… けどがんばる。

朝感。


吐き気と闘いながら登っていると、美鈴湖に着きました。
美鈴湖

靄が立っている。

この日通った道は初め、木に覆われていて見晴らしはよくありませんでした。

しかし、木漏れ日は綺麗でした。



突然の水場。急ぐ必要もないので、しばし休憩。



冷たすぎてお腹が痛くなったところでリスタート。

だんだん見晴らしが良くなってきたかな、というところで、ようやく武石峠まで来ました。


森林限界が近いのか、突如景色が開け始めます。



 ……おや…??


ひょっとして…


最高の…


天気なのでは…


間違いない。今日は世界が美しく見える日だ。

オラに平和を!!!!

 今日は自転車か徒歩でしかいけないルート、王ヶ鼻と王ヶ頭を通るルートで美ヶ原に侵入します。(8:30、アホみたいに時間かかってる…)

徒歩者通行口
 

道はこんなんなのでロードでは走れません。
なので、わざわざ持ってきておいた折りたたみ靴に履き替えます。

王ヶ鼻の電波塔
それにしてもいい天気だ。

王ヶ頭の電波塔
王ヶ頭まで来ると、もう9時半くらい、もう1時間くらい歩いているのか…

my bike...
ぼくの自転車、もしかすると結構カッコイイのでは。(ノロケ)

ここまで来ると、松本の市街がよく見えました。

写真の真中より少し右に見える駐車場から歩いてきた。

この写真では写っていませんが、確かによく松本が見えていました。

いい景色だなあなんて見ていると、横にどこぞのおじさんがやってきて、衝撃のセリフを吐きます。
「ここからじゃ松本は見えないんだなあ…」
ぼく「!!!???!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??????」

いったいどの世界線の人だったんだ…

気を取り直して更に歩いていきます。


やっぱりこんな道なので、押すしかありません。しかも連休なので結構人が歩いていて、たとえこういうところを走れる自転車であったとしても、走るのはマナー違反だと思いました。


美ヶ原と言ったら、牛ですね。

牛、牛、人

美しの塔「デンッ」
 そろそろコバラも空いてきた頃。美ヶ原の遊歩道を抜けたところにお店があったので入りました。

わさびコロッケ、山賊焼き
コケモモソフト
コケモモって、この間羊蹄山でめっちゃ摘んで食べたような気が…

まあいっか、とりあえずお腹も軽く膨れたところで山から下りることにします。

ここ扉峠までは若干のアップダウン。

登山と違って自転車の下山はスイスイ行けるのでとても良いですね。

意気揚々下っていると、突如、行かないわけには行かない道が現れます…


ゲートが半開き…行くしか無い…


行楽シーズンの美ヶ原なのに、車の気配が全くない。

完全に秘境に迷いこんでしまいました。




どんだけ道荒れてるんだ…(困惑)

あまりのガレ場の多さで、下りなのに全然飛ばせず、15km/hで走りました。

そしてまた唐突にダムが現れます。


 なんか放流中でした。

微妙に虹がかかっている。
 秘境の道を抜けると、案の定の看板が。

全面通行止
 ですよね~…


この後は普通の道だったので、60km/hくらいでかっ飛ばして松本に戻りました。(13時頃)


この日のルートです:

松本に戻って、シャワーを浴び、今度は信州大学に移動します。

今日はぼくの発表です(白目)  
さっきまで美ヶ原美しいとか言ってたのに… 

この日話したのは最近読んだ論文の紹介でした:
J.Grant, R.J.Marsh ; Braid groups and quiver mutation (http://arxiv.org/abs/1408.5276)

Braid群が quiver with potential から定まるdgaの導来圏に作用するのを、quiver mutation を通して示している論文です。

ぼくは読んで面白かったので紹介しました。

そのうちこのブログでもざっくりと紹介するかもしれませんが、それは実現するとしてもずっと先の事になると思います。

次の日も、この日以上にハードな道を走ってからセミナーをしました。さすがにぼくの発表ではありませんでしたが…

つづく

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